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 39日目 移動のみ 光洋台駅からビジネスホテルつよし 27.9㎞ 朝6時50分にアパホテルを出て、松山駅から鉄道に乗って光洋台駅へ。 7時40分に本日スタート。 今日も天気はいい。 気温も低くなく、快適だ。 今治に入ったあたりから海が見えてきた。 とても青く、沖縄を思わせるような色の海だ。 今治の菊間町に入ってくると、瓦の製造業者が多い。 店先に見事な鬼瓦がおいてある。 途中で、ウォーキングの愛好家集団に追い越される。 あっといまに視界から消えていく。 早いなあ! じゃこ天 しかししばらくすると追いついた、立ち止まって何か食べている。 作りたてのかまぼこを売る店でじゃこ天を食べている。 もちろんオイラもじゃこ天を購入。 1枚150円の所、お遍路さんということで100円にしてもらった。 おばちゃん有難う。 しかしそのじゃこ天は本当においしかったぞ。 その近くで、縮緬じゃこを天日干しにしている。 うまそうだ。 海を見るとうっすら山が見える。 広島の県の山だ、瀬戸内海に入ってきたことを実感する。 ビジネスホテル つよし 今日の宿、「ビジネスホテルつよし」に4時過ぎに入る。 予定だと3時過ぎには入れると思ったが、足の肉刺をきにして歩行スピードが伸びなかったせいだ。 子の宿はビジネスホテルというもののほとんど民宿だ。 やさしいおばちゃんがいろいろ世話してくれる。 普段は食事付きだが今はおばちゃんの腰の調子が悪く素泊まりのみだ。 今日はこの宿はオイラと外人の2人組と聞いていたが、6時近くになってその2人がやってきた。 いままでたびたび顔を合わせてきたあの外人カップルだ。 おばちゃんとの間で即席のつたない通訳を務めた。 明日は午後から雨になる予報だ。 歩く距離を短くして早めに宿に入ろう。

38日目 52番太山寺、53番円明寺から光洋台駅

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 38日目 52番太山寺、53番円明寺から光洋台駅 17.8㎞ 今日は7時に宿を出発。 アパホテルに連泊する予定なので、重い荷物は部屋に置いて身軽に出発。 天気はいいが、足の肉刺の調子を考え、ゆっくりなペースで歩く。 太山寺 太山寺は大きなお寺だ。 山門をくぐっても本堂まで300m以上ある。 しかも坂がきつい。 ここの本堂は国宝らしい。 納経所のおばちゃんが、歩き遍路だと言うと、みかんをお接待でくれた。 円明寺 ここから1㎞程の距離の円明寺はコンパくなお寺だ。 キリシタン燈明等があって面白い。 そこから予讃線沿いに歩くのだが、歩くペースも上がらず、予讃線のダイヤも考え、予定より2駅手前の光洋台駅で列車に乗り松山に戻った。 ホテルに戻ったら外出もかったるいので途中のスーパーで、つまみとワインを買った。 今日はこれでお終い。

37日目 46番浄瑠璃寺、47番八坂寺、48番西林寺、49番浄土寺、50番繁多寺、51番石手寺からアパホテル松山城西

 37日目 46番浄瑠璃寺、47番八坂寺、48番西林寺、49番浄土寺、50番繁多寺、51番石手寺からアパホテル松山城西 20.09㎞ 朝7時に宿を出発。 今日は今までと異なり、お寺の密集地帯だ。 今日は6つもお寺を回る予定で時間がとられるので、歩く距離的には少なくなる。 しかし昨日歩きすぎたせいでできた足の肉刺を庇うせいで歩みは遅い。 だが天気はいいので気分的には悪くない。 各寺が1㎞から3㎞以内なのであっという間につく。 もうどの寺だったかわからないけど、納経所のおばちゃんが歩き遍路だと言ったらお接待でチョコをくれた。 石手寺 最後の石手寺は面白い。 山門だと思った門は、参道の入口みたいで、小さな商店が並んでいる。 その先の本当の山門も立派で参拝する人も多い。 床屋 石手寺を終わって今日の宿へ行く途中、床屋へ入った。 遍路に出る前に坊主にした頭も、だいぶ髪の毛が伸びてきたのですっきりした。 0.5㎜のバリカンなので髪型だけはお大師様風だ。 床屋のおじさんは50年店をやってるベテランで、フルメニューやってもらって2,500円というお接待価格でやっていただいた。 アパホテル 今日の宿はアパホテル。 足の調子もいまいちなので、コンビニで弁当と酒を買って、ホテルでゆっくりすることにした。 酒は赤ワイン1本のみ。

36日目 岩屋寺から旅館長珍屋

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 36日目 岩屋寺から旅館長珍屋 38.42㎞ いやー疲れた、疲れた。 今日は歩きすぎた。 昨晩 昨夜は前の席がベテランのお遍路さんで、スペインのサンチャゴ巡礼にも行ったことがあるという。 すごく面白かったとの事。 2人で酒飲んで話していると、隣に男性が着た。 台湾から来てお遍路してるとの事。 酒もなくなってそろそろ部屋に引き上げる頃になって、今まで度々顔を合わせている白人のカップルが着た。 最後までたびたび顔を合わせそうだ。 朝6時30分に宿を出発。 まだ暗いので安全のためライトをつける。 首からかけるので両手が開いて便利だ。 今日はルート的に岩屋寺を打った後、同じ道を戻ることのなるので、宿のロッカーに荷物を預け、身軽になっていく。 荷物が軽いので、足も速くなる。 岩屋寺 岩屋寺は山門までも結構な坂で、その後も急な階段が続く。 荷物を預けてきてよかった。 法華仙人堂跡といういかにもよく滑りそうな木の梯子を登って行かなければならないところがある。 ここからの眺めは絶景らしいが、小心者のオイラはもちろんパス。 お接待サロン カヨちゃん家 岩屋寺を打った後は、荷物を宿でピックアップしてひたすら長珍屋を目指す。 途中でおばちゃんに「お茶でも飲んでけ」とお誘いを受ける。 「お接待サロン カヨちゃん家」というのをボランティアでやっていて、歩き遍路をお接待している。 みかんとヨモギ餅を頂いた。 とらぶる そのまま歩いていくと、道を間違えたことの気が付いた。 約30分ほど間違えて進んでいる、慌てて引き返し行くべき遍路道へ入る。 ちょっと歩きにくい山道だけど、途中で右の足の小指に違和感。 肉刺を保護していたテーピングが外れたと思って。 靴、靴下を脱いで確認。 するとテーピングがずれていただけでなく肉刺がつぶれていた。 とりあえず応急処置。 しかし肉刺がつぶれたおかげで、痛みは全くなし。 長珍屋 道を間違えたり、足のトラブルがあったりで、4時ごろに着くと思っていたのが5時30分過ぎになってしまった。 長珍屋は団体も受け入れ可能な大きな旅館。 でも今日は客はオイラ一人との事。 まあ師走の忙しい時期にのんびりお遍路なんてあんまりやらんわな。

35日目 44番大寳寺から民宿八丁坂

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 35日目 44番大寳寺から民宿八丁坂 23㎞ 朝6時50分に出発。 ちょっと寒いが、雨が降っていないだけましだ。 ひわだ峠越えの遍路道を選んだ。 昨日の雨の影響もさほどなく、適度にきつい山道。 峠での見晴らしを期待したが、杉の木に囲まれ開けてない。 昼に久万高原に着く。 蕎麦屋で昼食をとり、大寳寺へ。 大きな山門があるがその先もずっと住宅街が続く。 そしてまた山門があり大きな草鞋がおいてある。 本堂、太子堂のお参りを済ませ、納経所に行くと2人の男性が大きな袋を持って入っていく。 数枚の掛け軸と数本の納経帳に御朱印をもらっている。 もらったらお参りもせずにさっさと帰っていく。 売るのか?人にあげるのか? どちらにしろご利益はなさそうである。 2時に今日の宿八丁坂の前についてしまった。 どうやら歩く距離計算を間違っていたようだ。 しょうがないのでこのままチェックイン。 ここは料理の評判がいいみたいなので楽しみだ。
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 34日目 移動のみ たどビレッジ 朝起きると雨だ。 今日の予報は一日中雨。 ダウンの上にカッパを着て10時に出発。 今日取れた宿は20㎞しか離れてなく、チェックインが4時からなので、遅く出ないと時間が余ってしまうのだ。 昨日のビジネスホテルAZは、格安なので夕食のバイキングは品数も少なかったが、飲み放題が990円でお得だった。 レストランで係りのおねーさんにビールと日本酒2合を頼むと、「飲み放題のほうがお得ですよ。」と悪魔のささやき。 結局お大師様の弟子でありながら悪魔の誘惑に負けてしまった。 でも生ビール2杯と、健康のため焼酎のお湯割り5杯で終了とした。 雨は全然止まず、強くはないがずっと降り続いている。 なぜか背中が濡れてきている。 途中の遍路小屋でカッパを脱ぐと、ダウンが濡れている。 どこから水が浸入しているのか不明だが、ダウンを脱ぎ、フリースの上にカッパを着る。 もしかしたらバックパックとすれて肩や背中の生地の防水性能が落ちてるのかもしれない。 ウィンドブレーカー代わりによく使用したせいかも。。。 雨の中、久万高原へ向かって歩いていると奇麗な川の風景が続くが、スマホに防水ビニールを被せているので写真を撮る気にならず。 4時前に「たどビレッジ」に到着。 ここは閉校になった田渡小学校と幼稚園の跡地を再利用しているらしい。 今日の宿泊はオイラ一人。 施設は新しく奇麗。 ただ遍路の宿としては問題がある。 1,シャワーブースのみ浴槽なし。 やっぱり歩き疲れた体には湯船が欲しい。 2,wifiがない。オイラの携帯の電波も届かない。 明日からの予定を立てるのに非常に不便。これじゃ外国人遍路も不便するだろう。 3,食事が弁当。 おかずが冷え切っている。 施設には調理室があるが使われてない。 4,部屋は狭くベッドしかない。机もないし、荷物を広げるスペースもない。入口はカーテンレール。 5,アルコールが用意されてない。 オイラは事前に角瓶のポケットボトルを持って行ったが。 なんか税金無駄使いの典型のよう施設だ。 交流施設と名目をつけてるから、「部屋にこもらず談話室でみんなで交流をしましょう。」というコンセプトだと思うが、オイラ一人なので談話室で冷たい弁当を一人で食ってる。 利用者のことは考えてない施設だ。 アルコールもなしに交流できるか? wifiもないし携帯の電波も...

33日目 移動のみ HOTEL AZまで

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 33日目 移動のみ HOTEL AZまで 30.06㎞ 朝6時40分にホテルを出発。 霧が立ち込めている。 そして寒い。 フリースにライトダウンを着て黙々と歩く。 カラオケ 古民家のカラオケ店を発見。 盛大に音漏れしそうだ。 鳥坂トンネル 10時近くになってようやく霧が晴れた。 霧が晴れると快晴。 そして鳥坂トンネルへ。 トンネルを避ける遍路道もあるのだが、厳しそうなので避けた。 トンネルは1.1㎞もあるが歩道が狭いし車道との段差もない。 やっとの思いでトンネルを抜けると霧の中だ。 気温も低い。 山を隔てて天気が違うのを実感した。 トンネルを抜けても依然としてまともな歩道がない。 昨日、愛媛の道は歩き易いと書いたが前言取り消しだ。 十夜ヶ橋 大洲に入り昼食をとり、しばらく行くと、十夜ヶ橋だ。 この橋の下でお大師様がお休みになられたという伝説がある。 太子堂もあり、お参りをする。 橋の上からはおおきな鯉が見える。 橋の下にお大師様が休まれている姿の仏像があり見に行く。 橋の下に行くと、鯉がたくさん集まってくる。 鯉にモテモテである。 「鯉の餌50円」と書かれて無人の販売している。 50円のお賽銭を入れればコップ一杯の鯉の餌を自分で掬って鯉にあげることができる。 もちろんお賽銭を入れて鯉に餌をやる。 巨大な黒い鯉が何百匹も密集して餌を食べる姿は面白い。 HOTEL AZ 3時30分のHOTEL AZにつく。 奇麗なビジネスホテルだが、2食付きで6,000円以下と格安。 今日はたくさん歩いたので自分へのご褒美にお酒を頂こう。 毎日飲んでるけど。。。